僕の日常とやる気スイッチ【後編】
◼️前回までのあらすじ
ソープで勃たなかった。
代わりにピンサロで射精した。
◼️初めてのチャイエス
「セックスしてえ」
エレベーターに小さく響いた自分の声にハッとした。
性的欲求はむしろ高まっているようにさえ感じ、一体何事ぞ…とピンサロで抜いてもらったばかりの冷静な頭で分析した。
(冷静じゃないからハッとしたんだけど)
性的欲求…性欲は細分化することが可能だ。
まぁ僕が勝手に細分化して勝手に名前をつけたんだけど。
例えばパブやキャバクラに通うのも性欲の一つだよね。
これは異性と交遊…コミュニケーションしたいという『異性欲』だ。
厳密には色々な思惑があるだろうけど、ざっくりいうとってことで。
あと「射精したい!」というオスの本能は『射精欲』と呼んでいる。
とにかく射精すればいいのでオナニーで解消される。
そしてこの射精欲と異性欲が合わさることで、人は皆ピンサロやヘルス、ソープに足を運ぶのである。
今回僕はピンサロで射精をしたけど性欲が収まらなかった…つまり射精欲だけではなく別の欲求が働いているということだ。
それはズバリ『本番欲』。
「セックスしたい!」という欲求だ。
僕は素人童貞の癖にこの本番欲が非常に高い。
青春時代に何もなかったので、溜まりに溜まったこの欲求を発散するのに必死なのだ。
先延ばしにするローンを組んだが最後、なかなか返済が出来ず定期的にソープに行くしかない体になってしまった。
何にせよ先ずはこの本番欲を満たしたい。
とはいえ時間は夜の11時過ぎ。
近くにソープはないし、ソープがある場所へ移動する時間もない。
あとソープの店員さんに「こいつまた来た!」って思われたくない。
家に帰ってデリヘルかなぁ…?
と帰ろうとしたその時、一つのアイデアが浮かんだ。
チャイエスだ。
チャイエスとはチャイニーズエステの略で、主にアジア系のキャストで構成されたメンズエステである。
っておいおい、エステって何にも意味ないじゃねぇかよブラザー!
と皆さん思われたかもしれない。
しかしチャイエスはマッサージ店でありながら、自慰行為がOKであったり、HJ(ハンドジョブ=手コキ)のサービスがあるところが多い。
回春マッサージってやつだ。
っておいおい、手コキってピンサロ以下じゃねえかよ!
今求めてんのはもっと別のモノだろブラザー!
と皆さん思われたかもしれない。
僕も最初はそう思った。
しかしチャイエスは色々と融通の利く店舗が多い(らしい)。
どのように融通が利くかというと、例えばキスまでOKだったり、本番OKだったり…。
当然ながら狙うは本番だ。
そんで調べた感じだと何故かどのお店も共通してフェラチオは全然してくれないっぽいね。
まぁ僕、フェラに圧倒的な気持ち良さを感じるわけじゃないし、なにより"強い"フェラチオじゃないと勃たないので別に重要視してないけどね。
で、そんなチャイエスなんですけれども、知識はあるものの実は一度も行ったことがなかったんですよね。
行ったことはないものの各地のチャイエスの調査自体はしていて、ウェブで情報を漁ったり色んな人のレポートを読んでみたりとそこそこ調べてはいたわけです。
特に行く可能性が高い我が家周辺は念入りに調べていまして、その中で手コキ以上のサービスをしてそうなお店はマークしていました。
で、更にその中でも本番が出来そうな店舗が2件ありまして。
「ちょうどいいや、物は試しだ」とワンチャン狙ってそのうちの1件に突撃しようと考えました。
ピンサロから出て家とは逆方向に歩き出す。
チャイエスは店舗の場所を明記していないお店もあり、今から利用しようとしている店舗もそのパターンだ。
ホームページに『駅に来たら電話して』という内容が書かれていたので、電話をかけてみる。
店「お電話ありがとうございます。○○(店舗名)です」
電話を受けたのは、声の感じからおそらく40~50代くらいおじさんだ。
僕「あ、もしもし、今から予約したいのですが」
店「はい、ご指名はございますか?」
僕「あ、ないです。もう駅にいるんですけど、すぐ入れる子がいいです」
店「はい、すぐに準備できますよ。当店ご利用されたことはございますか?」
僕「あ、初めてです」
店「承知しました。では北口の△△の場所はわかりますか?」
僕「多分わかります」
店「それでは到着しましたらもう一度お電話いただけますか?」
僕「わかりました。失礼します」
指示された通り△△まで移動する。
△△は警察署だった。
ビビるわホンマ。
無事到着したので電話をかけ直す。
僕「もしもし、先ほど電話したものですが」
店「はい、△△には到着されましたか?」
僕「はい、到着しました」
店「それではそこから東に少し歩くと中華料理屋があります。見えますか?」
僕「あー…あ、はい見えました」
確かに50mくらい先にそれらしき看板が見えた。
店「その中華料理屋の隣のマンションです。×××という名前のマンションです。マンション前に着きましたらご連絡お願いします」
僕「わかりました。ありがとうございます」
電話切る必要あったか?
歩いて移動する。
僕「あ…もしもし」
店「はい、ご到着されましたか?」
僕「はい、着きました。部屋番号を入力する機械のとこにいます」
店「承知しました。###号室になりますので入力ください。女の子がお待ちしております。」
誘拐犯に身代金の運搬指示をされてる気分だ。
待ってろよ人質、今助けてやるからな、グヘヘ。
玄関の機械に部屋番号を入力する。
するとドアが自動で開き、マンションに入ることができた。
そのままエレベーターに乗り、部屋へと向かった。
部屋の前に到着したのでインターホンを鳴らす。
ガチャッとドアが開き、嬢が出迎えてくれた。
嬢は35歳くらいのチャイニーズ系だ。
顔はちょっとアレで体もまぁまぁふくよかで、ネグリジェ的なのを纏っていた。
嬢「hello?」
僕「は、ハロー」
突然の英語の挨拶に面食らう。
嬢はカモン~みたいなことを言いつつ部屋に案内してくれた。
このマンションの部屋は2DKくらいで、玄関から入ると左右に6畳くらいの部屋がある。
直進するとリビングのようだ。
この左右2部屋がお仕事部屋のようで、そのうちのひとつに案内され、待っているよう英語で指示された。
もしかして日本語喋れないんか?
僕「日本語しゃべれる?」
嬢「…?」
僕「キャンユースピークジャパニーズ?」
嬢「uh...スコシ…」
全然話せないっぽいな。
辛い戦いになりそうだ。
僕を置き去りにしてリビングに入っていった嬢。
1分後、iPadを持って戻ってきた。
iPadを見るとシステムが書かれていた。
60min ¥9,000
90min ¥12,000
120min ¥15,000
お店のホームページと同じ内容だった。
まぁ安い…のかなぁ?
マッサージだけならこんな金額払う積もり毛頭ないが…。
ん?
iPadを触っていると、画面を下にスクロール出来ることに気がついた。
スクロールしてみると『VIPコース』と書かれたシステム一覧が出て来た。
60min ¥14,000
90min ¥17,000
120min ¥20,000
店のホームページは事前に確認したがこんなコースなかったけどな。
なんなんだろ。
「これなに?」と指差しながら聞いてみた。
嬢「uh...ウエ、normal course. Massage only.」
僕「なるほど」
上側は普通(?)のマッサージコースのようだ。
僕にとってあまり魅力的ではないコースだ。
続いて嬢は画面をスクロールしVIPコースを指差す。
嬢「シタ、SEX」
なるほど!!
シンプルだ!!
僕にとってとても魅力的なコースだ!
交渉するのは忍びないので事前にシステム化されてると本当に助かりますね。
直接来店した人にしか見せない裏メニューってわけね…これがホントの『おもてなし』ってね。
へへ。
僕は「セックス!セックスコース!」と子供のようにはしゃぎながらVIPコースを指差した。
VIPコースの120分を指差した。
そう、120分である。
普段は120分なんて長時間はあまり利用しないが、今回は下記3つの理由につき120分とした。
①安いから
単純に値段が安い。
普段60分2万でソープに行っているので120分で2万はお買い得に感じたから。
②勃つか不安だったから
ついさっきピンサロで1発抜いたんで、復活までに時間がかかると見込んだから。
60分だと復活しない可能性があるが120分ならいけそうな気がしたため。
③強欲だから
そもそも勃つか不安ではあるが、あわよくばの2回戦も狙い120分とした。
まさに『勃たぬチンポの皮算用』である。
時間は23時半くらい。
120分だと25時半終了予定かー。
今日が金曜日でよかった。
チャイエスは深夜3時とか4時までやってるところが多いのもいいですよね。
深夜のムラムラ解消の手段をまた一つ手に入れてしまった。
嬢は「VIP ok, pls wait.」と言い、リビングの方に消えていった。
一人部屋に残されたので、辺りを見回す。
おおよそ6畳くらいの広さの部屋の真ん中にマットレスが置いてあり、その上にバスタオルが何枚か敷いてあった。
部屋は天井の照明ではなく、電気スタンドによって照らされていた。
手毬のような形の電気スタンドから発される光は、白色や橙色ではなく赤色。
赤くぼんやりと部屋を照らすその様に、ノスタルジックな何かを感じた。
そう、この光景は…幼き頃に見た回春エステ物のAVそのままだ。
実家のベッドの中で布団にくるまりながら見た、15秒のサンプル動画。
パケホ未加入のガラケーだったので通信料が嵩まないよう、短い動画を一度の再生で映像を目に焼き付け、脳内で繰り返し再生した。
苦労したが、その苦労の分興奮や快楽もまたひとしおであった。
懐かしい思い出だ。
…最近実家に帰ってないな、と懐郷の情に浸る。
お父さん、お母さん。
お元気ですか?
僕は今、チャイニーズエステにいます。
しばらくすると嬢が戻ってきた。
タオルを小脇に抱え、手には洗面器持っている。
洗面器の中にはビンらしき物が入っていた。
アロマオイル的なやつかな?
嬢「シャワー!」
先にシャワー浴びましょうってことね、了解了解。
服を脱ぎバスタオルを腰に巻き、嬢に先導されながら浴室へと向かった。
体を流してもらい、部屋に戻る。
嬢「ココ…」
嬢はマットレスを指差した。
オッケー、ここに寝ればええんやな?
仰向けか、うつ伏せか…。
仰向けだとオチンチンが丸出しになって恥ずかしいので、まずはうつ伏せ安定かな、とマットレスにうつ伏せる。
嬢「ウエ!」
どうやら仰向けが正解だったらしい。
いやはや失礼しました、と体を反転させる。
嬢はビンからアロマオイル的な液体を手に垂らし、ベタベタな掌で僕の股間周辺を触り始めた。
僕「!?」
もっとこう、足とかのマッサージから徐々に上がってきて、いい感じになってから股間もマッサするのが普通の手順なんじゃないんですか?
よくわかんないですけど…。
掌で押すようなマッサを続ける嬢。
いい香りがしてきた。
そして股間周辺のエリアが泡立ってきた。
え、アロマオイルって泡立つんだ?
よくわかんないですけど…。
泡を手に取りながら早速オチンチンを触り始める嬢。
両手で泡を塗り込むようにくにゅくにゅといじられる。
くすぐったさが心地よい。
嬢は引き続きオチンチンを触り続ける。
唐揚げを揚げる前のように揉み揉みと揉まれ続ける。
ローションとは違うぬるぬるとした感じが癖になりそうですね。
嬢は更にオチンチンを触り続ける。
オチンチンを両手で擦り合わせ、火溝式の火起こしをするように刺激し始めた。
ちょっと待って、それはどういう意図なん?
もしかして勃起させて一発抜こうとしてる?
抜きにくるのは別にいいけどそういう方法は初めて見たぞ?
てかやっぱせっかくVIPコースを選んだのにこんな手コキ紛いの行為でイカされてたまるか!
いきなりキングは取れねぇだろうよい?
と斜に構えるも、内心めちゃめちゃ嫌な予感がしていた。
イカされてたまるかと宣いつつも、実際は全く勃起していなかったのである。
もしかして僕、またダメなんか…?
前編の悲劇を繰り返すんか…?
ちょっと特殊な触られ方とはいえ、1mmも反応しないとは…。
その後も股間をいじられたが、全く勃起する気配がなかった。
そして遂には触られすぎて泡が消滅してしまった。
コーラをこぼした後のようにベタベタするのみである。
嬢は諦めたように「ターン」と言い、手をくるっと回しながらうつ伏せになるよう指示してきた。
指示に従いうつ伏せになると、通常のマッサージが始まった。
アロマオイルを使いながら足、腰、背中とマッサージしてもらった。
嬢はそこそこ重みがあるので、なかなかに力の入ったよいマッサージであった。
マッサが終わり、嬢にシャワーを誘われたので浴室に移動しオイルを洗い流してもらった。
部屋に戻ってて、的なことを言われたのでバスタオルを巻いて部屋に戻る。
しばらくするとバスタオルを巻いた嬢が戻ってきた。
なるほどなかなか艶やかじゃねぇか…。
最近の僕のツボが太めのおばさんなため、嬢は非常に魅力的に見えた。
座っていた僕は立ち上がり、嬢を抱きしめた。
優しくキスをする。
1分程舌を絡め合った後、嬢は少し姿勢を低くしながら僕の乳首へと顔を近づけた。
乳首を舐めてくれるようだ。
言葉なんか通じなくてもいいんだ。
乳首舐めは気持ちよくなるためのボディランゲージなんだ。
僕の乳首に吐息がかかる。
ガブッ!!!
僕「イッ!!!???」
い、いてえええ!!
なに!?乳首どうなった!?
何を思ったか、嬢は僕の乳首に噛み付いてきた。(正確には乳輪あたりに)
ぺろぺろされる快感を予想していたが大きく裏切られ、僕はその痛みに非常に驚き慄いた。
しかし声を最小限に抑え反応を隠したためか、嬢の乳首舐め…もとい乳首噛みは続く。
ガムを噛むかのようにガミガミと乳首を噛み続ける嬢。
い、いてえ!
ふつうにめっちゃ痛い。
でもなんとなく我慢していた。
無意識ながらも『可能性』を見出していたのかもしれない。
そして乳首を噛まれ始めておよそ20秒経過。
僕は勃起していた。
あり得んくらいにガチガチになっていた。
さっきの火起こしでは煙すら立たなかったのに、なんでこんなガチガチに?
ちんちんを直接触ってないのにね、不思議だよね。
どこの誰が言い出したのか『やる気スイッチ』なんて言葉がある。
この言葉の意味はよくわかってないけど、多分僕のやる気スイッチは乳首だったんだ。
今までもやる気スイッチを舐めてもらうのは好きだったけど、今回はめちゃめちゃ強く押されてしまった。
そう、感圧により効果が異なるスイッチだったのだ。
「乳首舐めは気持ちいいけど勃起には繋がらんのよ」なんて今まで嬢に説明してきたけど、実際は刺激が強ければ勃起に繋がるのだ。
ヤる気スイッチだったのだ。
勃起に気付いた嬢はガチガチになったソレを触りながら、反対側の乳首も噛み始めた。
い、いてえ。
痛みが走るが、覚悟が出来ていた分先程よりも辛さはなかった。
それどころかむしろーーー。
嬢「hey, カモン」
嬢は乳首を噛むのを中断し、マットレスに寝転がった。
僕は言われるがままに嬢に覆い被さり、唇を求めた。
ちゅっちゅしていると嬢は足を上げながら僕のナニを持ち、秘所へと当てがった。
「え!?ゴム着けないとまずくない!?」と考える僕と「雰囲気読んでGOやぞ」と考える僕のタイマンは、生ウェザーの1ラウンドTKO勝ち。
階級が違いすぎたのだ。
ずぷぷ、とナニはヴァギナへと沈んでいく。
「ああ、やっとだ」
長かった。
長い旅だった。
ここに至るまでの道のりはあまりにも険しく厳しかった。
しかしながら、やっと。
報われたのだ。
目的であった本番行為は、この瞬間に成されたのだ。
これで旅は終わり…
いや、新たな旅の始まりなのだ。
思う存分おめこするのだ!!
そして僕は新たな旅を始めた。
船のオールを漕ぐように、腰を振り始めた。
「やばい、イキそう」
オールを漕ぐのを止める。
早くも旅が終わりそうだ。
正に三擦り半、腰を数回振ったところで限界が訪れた。
挿入して10秒も経っていない。
生だから刺激が強いとか鬱憤が溜まってたとか色々あるだろうけど、あまりにも早すぎる。
もう一歩も…1ピストンも出来ない。
このまま動いたら射精る。わかる。
イクことは簡単だ。
しかしそれではあまりにも恥ずかしすぎる。
意気揚々と120分コースを選び手コキには何も反応しない癖に乳首を齧られたら勃起して挿入したら10秒でイクとかもあまりにもピーキーすぎる。
情緒不安定かよ。
ジャパンとチャイナという異なる文化観であってもドン引かれる案件だろう。
10秒チャージ、2時間キープなんてもんじゃない。
2時間チャージ、10秒キープだ。
とりあえず停止していれば射精することはないが、「ナンデコノ人動カナイノ」って嬢に不審がられるのは嫌だ。
何か…何かアクションを起こさなければ。
ということで魔法の言葉を唱えることにした。
言語は英語なので嬢にも効くはずだ。
亀のようにゆっくりと腰を動かしながら、嬢の耳元に囁く。
僕「ス…スローセックス…」
これもまた意味などよく知らない。
多分嬢もよくわかってないと思う。
そこを利用する。
『挿れて10秒で射精しそうだから動きがめっちゃ遅くなってる』ではなくて『動きが遅くなってるのはスローセックスという手法を用いたから』で上書きする。
「こういう手法もあるんやな」と思ってくれればそれで十分なのだ。
恥も外聞もある。
とにかくこの動けない状況を正当化したいのだ。
とんでもなく情けない魔法である。
嬢は案の定いまいち理解してない顔をしている。
そりゃそうだ、僕だってよくわかってない。
そもそもスローセックスは「ゆっくりピストンする」という意味じゃなかった気がするし。
確かポリネシアンセックスとかそんな名前のやたつがゆっくりピストンするやつだった気がする。
で、スローセックスと囁いた後、動いてんのか動いてないのかわからない程度の速度でピストンを開始する。
でもいやホント無理、マジでイキそう。
嬢の締まりはどちらかというと緩い方なんだけど全然堪えられそうにない。
込み上げてくる。
こうなったらもう仕方ない、一度出そう。
一度出してから考えよう。
腰を普通速度で動かし始める。
僕「ああ!ヤバイ!イク!!」
僕「あ、そうだ英語…アイ!アイフィニッシュ!!フィニッシュ!!」
嬢「What?」
僕「うわあああああ!!!」
嬢の中に白濁液を放出した。
ビクンビクンと脈を打ちながらそのリズムに合わせて体が震えた。
はぁ~~~満足した…。
10秒とは思えないくらい濃密な時間だった気がする。
嬢「シャワー?」
僕はイエースと言いながら嬢についていき、体を洗ってもらった。
一体今日何度目のシャワーなんだ。
シャワーから戻ってきて時計を見る。
まだ30分くらいしか経ってない。
あと1時間半か…どうしよ、なんかセックス出来たので満足しちゃった。
もう帰ろうかなぁ?なんて考えていると、嬢が「マッサージ?」と提案してくれた。
なるほど、マッサージしてもらえばええやん!
今日はとっても疲れちゃったんでね、マッサージで癒してもらおう。
最初にしてもらったマッサージはもはやマッサージじゃなくてただの手コキだったしね。
手コキというか、火起こしだったからね。
マットレスにうつ伏せになる。
嬢は僕の足を軽く持ち上げ、足の裏のツボを押す。
足裏、アキレス腱、太もも、腰、背中…と指圧系のマッサージをしてもらう。
筋肉が刺激されるというかほぐされる感じがなかなか気持ちよかった。
一通り全身が終わると嬢はなんか指先で背中をそわそわそわ~っとし始めた。
おほっ、くすぐったい!
背中、腰、尻、足を指先数本でそわそわとくすぐるようなマッサージをされる。
いやこれマッサージか?
よくわかんないけどまぁ嫌じゃないので突っ込まない。
あと時間がめっちゃ余ってるからね…。
で、穏やかな時間が流れる中で太ももをそわそわされていたんだけど、うつ伏せになった僕の股の下からちょこんとはみ出すキンタマに嬢の指が触れた。
ンッ!?
くすぐっ…たいぞ!?
太ももを触っていたけど誤爆してキンタマに指が当たったのかと思ったが、どうやらそうじゃないらしい。
嬢は明確にキンタマをそわそわし始めた。
なに?キンタマ用のマッサージですか?
でもさこんなね、指でそわそわするだけじゃ何も意味なくないですか?
そもそも僕はタマ責めやタマ舐めに何も感じない。
ソープで「苦手なプレイはありますか?」って聞かれたら「アナル舐めとタマ舐めは結構です」って答えるくらいタマに対するアクションは何も意味を成さない。
マッサージでもなくエロい行為でもなく、一体どうしたいのさ。
中途半端ですね、もう帰ろうかな。
と思っていた。
と思っていたが、なんだか股間がむずむずしてきた。
指先の奏でるそわそわとした微弱な刺激に合わせて、徐々に僕のアレは芽吹き始めていた。
血流は勢いを増し、血が巡っていくのがわかる。
スケベなことをしたいという感情に脳支配される。
内に眠っていたエロの化身がお目覚めだ。
じわじわと温もり始めた股間を見せるように、うつ伏せから起き上がり仰向けになった。
僕は「here!」と言いながら自分の乳首を指差した。
嬢は二、三度指でツンツンっと乳首を弾いた後、例によってかぶりついた。
今度は痛みだけじゃない。
これは確実に快楽であった。
おちんちんはおもしろいくらいに勃起し、臨戦態勢となった。
嬢はガチガチになった僕のおちんちんの姿を確認すると、僕の上に跨った。
立派になったおちんちんを嬢はおまんまんに当てがう。
嬢は、ずっ、と腰を落とし、おちんちんがおまんまんへと入っていった。
僕「イッ!?」
痛みが走る。
挿入された瞬間、おちんちんに痛みが走った。
嬢が腰を振る度に、おちんちんに痛みが走った。
そう、おまんまんが濡れていないのだ。
あまりにも突然勃起したせいか、嬢の受け入れ体勢が整っていなかったのだ。
濡れていないせいで摩擦による痛み。
いや嬢よ、気にせず腰振っとるけど君痛くないんか?
乳首の痛みは耐えることが出来たがおちんちんは無理や。
なんか今日は痛いことばっかりだ。
僕は「チェンジ、チェンジ」と言いながら体勢を正常位に変更する。
指を唾液で濡らし、嬢のおまんまんをいい感じにする。
そしておちんちんをぬぷりと挿入。
うん、よきかな。
そのあとは最初のクソ情けないスローセックスコールが嘘のように普通にプレイできました。
多少は汚名返上となったかな…。
シャワーを浴び服を着て嬢とバイバイする。
現在深夜1時。
今日も充実した1日だった。
ちなみに昼の12時に飯を食って以来、現1時まで何も食っていない。
中華料理のお店、開いてるかな。
◼️まとめ
乳首が弱点ということを見抜き噛み付いてくる肉食女子(物理)は初めて出会ったけどね、言葉なんて通じなくてもいいって改めて思ったね。
これが本当のボディランゲージっちゅうやつやね。
人それぞれやる気スイッチってのはあるだろうけど、おかげさまで僕の場合は乳首がそれに該当するってことが分かりました。
今後はインポが発動したら「すみません、乳首噛んでもらえます?」ってお願いしようと思います。
このチャイエスにはその後も何度か行ったんだけど、年明けに潰れていました。
悲しい…😭